2025年11月21日(金) 晴れ -晩酌-

金曜の夜、定時も早々にオフィスを後にする。

今夜は彼女と家でご飯を作って晩酌しようというわけだ。今まで彼女と飲んだことは何度もあったが、ここ最近は、というか、この1年くらい、アルコールがなくても深い話ができるから特に2人で飲みに行ったりということはしていなかった。

「たまには家でゆっくりお酒でも飲みながらご飯食べない?」

そう彼女が提案してくれた。ご飯の作り置きも作ってあげられるし、お酒でも飲みながら話そうよと。

メニューはこんな感じ。

  • カボチャとチーズのサラダ
  • ちくわと豆苗の胡麻和え
  • しらすとブロッコリーのアヒージョ
  • ハンバーグ
  • オムライス

僕はビール、彼女はスパークリングワイン。乾杯。

この数ヶ月、お互いなんだか色々とバタバタしていてこうやって2人きりでゆっくりお酒を飲みながら話すのも久しぶりだった。話した内容はいつもと変わらず、今のお互いの心境と未来のこと。

お酒もあってか、なんだか彼女はいつもより素直に気持ちを語っていたような気がする。

「前よりもずっとリアルに、あなたと一緒にいる未来を想像できるようになった」

そんな言葉を聞くたびに僕は嬉しくなった。僕も同じ気持ちだった。それは僕が一人暮らしをして、数時間ではあるけれども、「家で2人で過ごす」ということが現実にできるようになったことが、やっぱり大きいのだと思う。

「私、最近変なの。旦那の家に帰ることのほうが、なんだか浮気をしているみたいで落ち着かないの。」

彼女のそんな台詞もアルコールの酔いの中で出てきた本音なのか、僕が喜ぶ言葉を無意識的に紡いでしまう彼女のいつものクセなのか分からなかった。

ただ、今夜は深掘りせずに、そのまま受け取ろうと思って僕は笑った。

終電近く、彼女を最寄駅まで送っていく。駅には僕らと同じように抱き合うカップルがいた。

彼女と会えない連休の始まりを静かに感じながら僕はひとりタバコを吸った。

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