昨日の夜、2人で過ごした。仕事終わりの数時間だけが現実を切り離して彼女と2人きりになれる時間だ。
途中スーパーに寄って、2人で家に帰った。買った食材で彼女がご飯を作ってくれた。普通に付き合っていれば当たり前のことも特別な時間として過ぎていく。
僕は、料理をしている時の彼女の横顔が好きだ。手際よく食材を切り分けていく彼女が時折見せる小さな笑顔が好きなんだ。
キッチンに立つ彼女をみていると本当に一緒に暮らしているような気持ちになる。こうやって毎日2人でご飯を食べられたらと今まで何度想像したかわからない。その度に、この時間を必ず手に入れられるようにと静かに決意する。この目の前の彼女が”当たり前”になる未来が来てほしいと、強く願ってしまう。
食後に2人でソファに座って仕事の話をしたり、お互いに何を今思っているのかだったり、未来の話をした。彼女と話をする時間が好きだ。思えば、知り合ってからずっと、2人の中心には会話があった。なんでもない話をしたり、シリアスな話をしたり、沈黙を共有したり。でも、どんな時でもお互い何か思う時は会話をして乗り越えてきた気がする。
そういえば最近思うのは、彼女そのものへの愛情だけではなくて、彼女といる時間や空間、彼女との会話、彼女を感じることのできるいろいろなもの、形のないものにも愛情を感じるようになったということだ。
今まではそんな経験なかった。彼女が初めてだ。
なんでもないことを積み重ねていった先にはそういう愛があるのかもなと思っている。
だけど、僕らにとっての”今の当たり前”を失った未来がいつか新しい当たり前になってしまうことを想像すると、少しだけ怖くなるのは、なぜなんだろう。
▼ この日の “もうひとつの視点”
2025年11月18日(火) 晴れ -2人の世界-

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