週末を彼女と過ごせた余韻に浸っている。
今まで何度か一緒に眠ることができたタイミングもあったが、それとは全然違った感覚だった。
彼女の友人を交えて週末を三人で過ごし、そのままの流れで友人の家で彼女と一緒に眠りについた。彼女の頭の重みを胸に感じながら小さく聞こえる寝息に安堵した。今まで想像していた「週末を一緒に過ごして、一緒に眠る」というなんでもない、だけど今はできないことを先取りした気分だった。
翌日、朝を迎えた時、夜更かしをしたはずなのにここ最近で一番すっきりとした目覚めだった。なんでだろうと考えたけど、きっと彼女と一緒に眠れた安心感と幸福感のせいだと思った。
ずっと想像していた彼女とのなんでもないそんな週末がよりリアルな未来として感じられたことが嬉しかった。また一歩進んだ気がした。
と同時に、こうすれば一緒にいられる、眠れるんだという気持ちに妥協したくないとも思った。2人の関係のやりくりの積み重ねがいつか”2人でいないこと”の妥協に繋がるようで怖かった。
今週が始まってまだ2日だけど、偶然訪れた幸運な週末の残像を思いながら過ごしている。
今朝、エスカレーターから彼女が降りてくるのが見える。いつもより少し遅刻した彼女が近寄り、キスをした。そして長めのハグの後、
「遅れてごめんね?」
またいつもの毎日が始まっていく。
▼ この日の “もうひとつの視点”
2025年11月15日(土) 晴れ -送る朝と迎える夜–

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